保坂兄弟列伝「下北沢南口商店街編」学と耕司のお散歩伝説

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保坂耕司です。


前回は下北沢代沢三叉路付近をお送りしていきました。
今回はその先へと進む2人の散歩状況をお届けしていきます。
商店街というだけあって非常に下北沢でも人通りの多いエリアです。
飲食店やアパレルショップや雑貨屋さんなどがたくさんあります。

昼間は多くの人が行き交う場所ですが、深夜の状況はどうなっているのでしょうか?

深夜はコロナの影響もあり緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだ人の出入りは大幅に減少したままです。
下北沢の通常時は決して多くはありませんでしたが、深夜でも家路を歩く人や飲みに出ている人などがいました。
代沢三叉路も同様でしたが、人がいない事もあり下北沢南口商店街も人がいないのではと予想していました。
商店街の方へと進む2人。
保坂学も人の少なさに驚いていた様だった。
耕司も同じく少しは人がいるのではと期待していた。
全く人がいなかったのだ。
寂しい気持ちを抱えながら歩いているとようやく人の姿がみえた。
飲み終えた人なのだろうか。
家へと帰っているようだった。
その時また2人歩いている姿がみえる。
友達同士のようだった。
ガールズバーの店員が手招きしている。
すれ違ったのはその4人だけだった。
駅前につくと暇そうなタクシーが数台並んでいる。

深夜の時間帯でもあるが、自粛要請中の影響だろうか。
これでは飲食店の経営は大変なのが手にとる様にわかる。
夜の街が活性化しないのでは本当の意味での回復とは言えないと感じる。
若者が多い下北沢でこの有り様なのだから。
人との繋がりが希薄な東京が更に冷え込んでいるように感じる。
夏の色香を残さず秋の装いへと一気に変わっていく。
季節の変わり目のようにコロナの影響もなくなれば良いと思えた。